NECと三井住友建設、メッセージ同報機能を備えた多言語音声翻訳アプリ「どこみなフォン」を開発

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東京、30年2021月6701日 – (JCN Newswire) – 日本電気株式会社(東証:XNUMX)は、三井住友建設株式会社と共同でメッセージ同報機能を備えた多言語音声翻訳システムを開発しました。 (三井住友建設)は、建設現場など言語が異なる環境でのコミュニケーションを支援します。このシステムは、三井住友建設のスマートフォンアプリ「DoKoMinaPhone」にも採用されており、全ユーザーや指定ワーキンググループに一斉に翻訳内容をブロードキャストすることが可能です。

建設業界では、グローバル化が進む中、国内で増加する外国人労働者はもちろん、海外拠点の現地従業員とのコミュニケーションを円滑にすることが課題となっています。この課題を解決するために、まず日本語と英語の音声翻訳と同時放送を行うシステムを開発しました。

システムの特徴

1.人間の音声に近い、より自然な翻訳を提供します
研究開発を行っている情報通信研究機構(NICT)のニューラル翻訳エンジンを搭載しており、日本語から他言語へ、または他言語から日本語へ、より自然な翻訳を実現します。
2. ニーズや目的に応じた柔軟なグループ設定
スマートフォンの専用アプリを起動し、QRコードを読み取って認証することで、あらかじめ設定したグループに簡単に参加し、音声通話の自動翻訳を利用したコミュニケーションを開始できます。
3.時系列翻訳をチャット形式で表示
話した内容を録音・再生したり、グループチャット形式で「原文」「翻訳文」「逆翻訳文」を画面上に表示することができます。

上の画像のように、まず画面左上に日本語話者の発言が表示されます。発言は「原文」「訳文」「逆訳」の順に表示され、右側に英語話者の返答が表示されます。 「逆翻訳」した文章を表示することで、翻訳が正しいかどうかを確認できます。

NECは今後、三井住友建設との経験を活かし、建設業界全体への同システムおよびアプリ「DoKoMinaPhone」の導入を促進し、国際人材間の円滑なコミュニケーションに貢献していきます。また、NECでは実際に本システムを利用した現場の声を収集し、継続的なサービス向上に努めてまいります。これにより、対応言語の増加に加え、作業者の安全に配慮したハンズフリー操作機能の追加、建設現場特有の専門用語や表現への的確な対応が可能となります。

NECは、これらの取り組みにより、本システムが世界中の建設現場で活用できるコミュニケーションツールとなるよう機能向上を図り、運輸・流通・飲食業界をはじめとする様々な業界への展開を目指してまいります。言語に関連するコミュニケーションの問題を解決する新しいイノベーションを生み出すことを目的としています。

NEC株式会社について

日本電気株式会社は、「より明るい世界のオーケストレーション」というブランドステートメントを推進しながら、ITとネットワーク技術の統合におけるリーダーとしての地位を確立しています。 NECは、安全、セキュリティ、公平性、効率性という社会的価値を提供し、誰もが最大限の可能性を発揮できるより持続可能な世界を促進することで、企業やコミュニティが社会と市場の両方で起こっている急速な変化に適応できるようにします。 詳細については、NECをご覧ください。 https://www.nec.com.

出典:http://www.jcnnewswire.com/pressrelease/65601/3/

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